写真がよいとデザインもよく見える

水曜日は工場から先週手配した印刷物の刷り取りが届く日です。自分が手配した印刷物を眺めるのはささやかな楽しみです。よく思うのですが、普段デザインワークを生業としていない方のできあがりでも、使用している写真がプロショットだと、あまり見劣りしないというシンプルな事実です。
逆にプロの方がデザインしたものでも使用されている写真がアマチュアショットだったり、ピントが甘かったり、当たり前ながら解像度が足りなかったりすると、一気に見栄えが落ちます。カメラマンでレイアウトはAppleのpagesというお客様がいらっしゃるのですが、写真があまりにも見事なので、デザインとしてもまったく見劣りしません。よい写真を使用することはよい仕上がりの決め手であるような気がします。誰でも写真が撮れる今の時代だからこそ、プロ写真家の存在価値が逆説的に輝きだしたと個人的には感じます。