名刺サイズの由来

捨てられない販促ツールとして用紙サイズ表というのを作りました。印刷が稼業ならこの表の数値ぐらい諳んじて当然なのですが、正直にいうと大判ポスターとB版のB6以下のサイズは即答できないです(恥)B6とB7サイズを指定されることは滅多にないので覚えられないのです。

この表を作ってB版の一番下が空いたので汎用性の高い名刺のサイズを入れました。それで初めて気づきました。名刺の長辺91mmはB7の短辺と同じサイズだと言うことを・・・ 91という数値に半端さを長年感じていたのですが、ちゃんと理由のあるサイズだったのですね。今さら気づくなんて恥ずかしいです。

ならばなぜ名刺のサイズ=B8サイズにならなかったのか・・・別の謎が生じます。64x91だと大きすぎるからとかそんな理由なのでしょうか。ググれば判りそうですがw

追記:あっさり見つかりました(^_^;

名刺などのサイズはどのようにして決められたのか? - その他(生活・暮らし) 解決済み| 【OKWAVE】

B版のサイズ自体が日本古来のサイズに由来していて、名刺の長辺は三寸で短辺は三寸に対する黄金比から決められたようです。黄金比という概念は欧米由来のハズですから、和洋折衷で決まったということみたいです。日本で最初に55x91サイズの名刺を作った人って誰なんでしょうか。誰かが創めないと規格というのは定まりませんし、史料を手繰ればお名前が判るかもしれません。