Adobeからのエアメール

先日不正アクセスによる個人情報漏洩が問題になったAdobeからエアメールが着ました。日本法人ではなくアメリカ本社からの送付です。

漏洩したデータからクレジットカードの暗号情報が解除され利用者に実害が出ている可能性についての報告があり、不正な請求があった場合は個別に金融機関と相談してくれという当事者としての責任意識を疑いたくなる文言が書かれてあります。

ネット上のプレスリリースの欺瞞

アドビ製品への不正アクセスについて | Adobe.com

最新の調査によると、その不正アクセスの結果として、お客様にとって何らかのリスクが高まるという事実は ありません。

わざわざエアメールで送ってきた紙に書いてある内容と、ネット上の文言が違うのはどういうことなのでしょうか? 記載されてある問い合わせ先がカスタマーサポートのURLだけというのも無責任です。高額の月額使用料を徴収しながらこの対応は、グローバル展開をする大企業としての矜持が全く感じられません。