ソフトウェアは保守的 ハードは新しい物好きな人たち

日々全国のお客様からの注文を処理していますが、最近顕著なのが「お客様のGmail利用率の激増」です。Androidスマートフォンの普及が原因だと思われます。特に印刷通販を利用されるお客様は基本的にITリテラシーが高いので一般の比率よりも更にスマートフォンを利用され始めた方が多いのでしょう。

ソフトは優れているというだけで普及するものでもないようです。

GmailGoogleのサービスの中でも歴史のあるもので、何よりもスパム排除の素晴らしさと、容量の大きさ、検索の爆速さと素晴らしいのひとことです。個人的に一度利用すると便利さが癖になるぐらいなのに一般的な普及率が思ったよりも広がらないなぁと思っていました。そこに今回の激増です。スマートフォンというハードの普及がGmailというソフトの普及を強力に後押ししたのです。
DTP業界にいると特に思うのですが、人はソフトウェアに関しては極めて保守的でよほどの必要に迫られない限り使い慣れたソフトを使い続ける傾向があるようです。一方でハードに関しては「お金さえあれば」なるべく最新機種を使いたがるのが一般的な人の気質のようです。そして「新しいハードで新しいソフトを使おう!」という流れはソフトウェアのリプレイスの強力なきっかけとなるようです。逆の「このソフトのためにこのハードを買う」という方は少数派なのでしょう。