Apple Pagesというソフトの素性の良さについて
この一年で本当にPDF入稿が増えました。PDFのメタデータを調べるとそのファイルがどういったソフトウェアから出力されたかが判ります。当然ながら圧倒的にIllustratorが多いですが、最近目につくのはAppleのPagesです。OSXが出力するPDFファイルは癖があって万全ではないのですが、それよりも注目すべきことは、このソフトウェアで作ったデータは概してデザイン的に優れているということです。当然マックユーザーでPagesを使いこなすお客様のインテリジェンスが高いのもあると思います。しかし、それ以上にPagesというソフトウェアの素性がとてもいいのではないかなぁと感じています。よく、PowerPointよりKeynoteが素晴らしいという話題はよく目にしますが、PagesというソフトもWordより特にデザインの融通の利きやすさという点から比較すると、かなり優秀なのではないでしょうか? Wordにはあまり期待できませんので、Pageの次のバージョンが更に進化して、簡易DTPソフトウェアとしての地位を高めてくれることを期待しています。
- 出版社/メーカー: アップル
- 発売日: 2009/01/18
- メディア: DVD-ROM
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