もう一押し学習するチカラが本当の力

sitで圧縮されたデータがお客様から来ました。現状では弊社のデフォルト機であるWindowsでは解凍出来ないので(出来るというフリーソフトは落としたのですが結局解凍できませんでした)そのまま現場に送ったら特にプリフライトせずに出力に回したとのことなので一抹の不安があったのですが、あがったサンプルを見ると全く問題はありませんでした。解凍されて現れたPDFファイルが返送されてきたのでプリフライトするとすんなりとX-1aにならないデータでした。X-1aはあくまでも出力エラーを回避するための条件であって、現状の出力では「フォントがエンベッドされていて写真の解像度が問題なければ、それでいい」ということで問題は生じなかったわけですが、このままなし崩し的になっちゃいそうで少し不安です。

「現状、不具合が出ていないからそれで良いのだ」というのはそれはそれで一つの見識だとは思いますが、そこで踏みとどまらないでもう一押し学習するチカラが、これからの時代において特に必要ではないかと私は考えています。人様より踏み込んで理解しておかないと想定外のトラブルが生じたときに対応策を思いつけない、解決策を見出せないということになってしまいます。

中途半端で断片的な知識が脳内に散財しているのが正直なところ現状ですので、例えば「そもそもポストスクリプトとはなんなのだ」といった基本過ぎて見過ごされがちなところをしっかり学び直して知識のデフラグをしたいと考えています。