Palm Top Publishing の利用は増えるか?

Pages - Apple(日本)
4年ほど前に初めて「iPhoneだけで作った」入稿データが着たときには驚きました。今では驚きはしません。不定期ながらその種の入稿データが途切れることはありません。
弊社が特に力を入れているpages作成データですが、iOS版も十分に使えるようです。もっともiOS版を使いこなしてしまう猛者は、ほぼMacを所有しているので、iOSだけでデータを創ってしまおうというシチュエーションが、ほとんど発生しないのが現状です。
なんでもスマホだけで済ませてしまうマジョリティには、スマホで作成したデータを紙に印刷すること自体、発想の埒外にあるようです。
そういうジレンマがあるものの、過去のDTPソフトウェアで作成したデータと比較しても、遜色のないデザインが可能であるという認識が広まったら、ネット通販業界的には、データ作成者の裾野が思いっきり広がることになるわけで、それは間違いなく望ましい未来です。
PTM(Palm Top Publishing)の認知度が、これからゆっくり上がることを期待したいです。スマホネイティブ世代が成人して社会人になる4,5年後がブレイクポイントになると予想しています。

Adobeも気合いが入っているようです。

モバイルアプリ - Adobe Creative Cloud 2015 -
これまでにAdobeのモバイルアプリで作成されたデータが入稿されたことは、弊社では一度もありません。今後に期待したいです。