リッチブラック小炎上

Photoshopでやってしまいがちな10個の間違い - PhotoshopVIP
この記事に関してDTP関係者が総ツッコミ状態です。詳しい方がいろいろ既に書かれていますので、浅学な私が付け加えることはありません。こんな粗い翻訳エントリでも100を超えるブックマークがつくのかと、そちらの方が気になります。jdash様のエントリは勉強になりました。
「K=100は濃い灰色!」「リッチブラックはC90% M90% Y30% K100%」で印刷関係者が騒然

K100%オンリーは強制的にノセになるので

文字以外でK100%のみの大きなオブジェクトがあったら、現場に下ろす前にリッチブラックにすることはよくあります。印刷通販は「お客様のデータに手を加えない」が大原則ですが、これは例外でこのチェックを忘れると逆にクレームになってしまいます。(後ろのオブジェクトが透けて見えることがあるので)
非塗工紙でK100%のみで大きなオブジェクトを作ってある場合は特に注意が必要です。弊社では必ず電話確認します。そのまま下ろすと「黒が真っ黒でない」とクレームになる可能性が高いです。かなり高度にIllustratorを使いこなしているお客様でもリッチブラックに関して知らない方が意外と多いです。感謝されてお客様との絆が深まって、印刷物の仕上がりも間違いなく綺麗になるのですから、データチェックの小さな喜びです。