2013年のSEO対策

相変わらずSEOの売り込みの電話が多いです。以前は知識の無い電話オペレーターがローラー的に電話をかけてくるのが瞬時に判断わかってしまう質の低さが顕著でした。しかし、最近は知識の裏付けがある人がかけてくる率が増えたので逆に勉強させてもらっています。概況としては「SEO対策」がビジネスになる時期は昨年でほぼ終焉になったようです。SEOを窓口に顧客のニーズを聞き出せる会社しか生き残れない、そういう局面に移行しつつあるようです。

SEO対策とは検索会社を騙すか、顧客を騙すかだ。

これは昨年どこかのブログエントリで見つけた名言です。一度こういう言葉を脳に刷り込んでしまうと、SEOにお金を払う気は失せますよね? 可能性があるとしたら検索会社(既にイコールGoogleですが)に好意的に見てもらえるサイト構造の構築ぐらいでしょう。いわゆる内部対策だけです。外部対策は下手にお金を払うと制裁を受けてしまうのでやらない方がマシです。なんせGoogleという世界中のIT俊英が集う大企業が、全力で本質的な内容の伴わない施策を封じ込めにきていますので、闘わない方が正解です。下手に打って出て返り討ちに遭ったらお金だけでなくサイトの信用も毀損してしまいます。

こういう提案の方がニーズがあるかも・・・

大昔から「最強のSEO対策は他者が見て価値のある情報」といわれて久しいです。そしてこれだけは永久不変の法則です。価値のある情報が見つけられない検索エンジンは存在矛盾ですから。だから「SEO対策をお考えなら弊社にお任せ下さい!」はダメですけれど「御社のサイトの情報発信力をサポートするコンテンツを代行して作成します!」そういう提案をする業者なら、傾聴するサイト運営者は多いと思うのですけれども、今のところそういう営業展開をしているところは無いようです(あるかもしれませんが)。まぁこういうことを書くと「そう思うならなぜ自分でやらない?」といわれそうなので予防線を張っておきますが、今年は何らかの形ではやります(虚勢含)。