Xに移行できない二つの理由

軒並みバージョンアップしたAdobeのソフトですが唯一サイクルが違うのがAcrobatです。どうもCS7までは現行のXでいくつもりのようです。Adobe Creative CloudにしたのでXは使えます。9は色々使い辛かったのでXまで待つつもりでした。しかし、Xも二つの理由で利便性が落ちているので保留のままです。

二重トンボがつけられない

Acrobat9の改悪がそのまま放置されました。一つのPDFにまとめられたトンボのついていない冊子用PDFファイルが入稿されたとき、この機能がないと、PDFをバラしてイラレのアートボードにページごとに貼り込まないといけません。そんな面倒なことはやっていられないです。

入稿されたPDFファイルがPDF/X準拠かどうか一目でわからなくなった。


8だとプリフライトのアイコンを押すと、そのPDFがPDF/X準拠か一目でわかるようになっていたのですが、Xではこれが判らないのです。これも実務上困ります。Acorobatの印刷工程パレットは8で完成していて、9以降はむしろ劣化していますので替える必要が見つかりません(-_-;