お詫びと蛇足

あかつき様

あかつき@おばなのDTP稼業録 Re:無償の善意が現場にとって悪意とされるストレス
ある種の偽善的な“自己憐憫の裏返し”エントリに否定的なブクマコメントがあっただけで狼狽し、脊髄反射的に反論コメントを書いたことをお詫びします。あかつき様の反論エントリのトラックバックがあっても怖くて読めませんでした。あまつさえ、コメント欄・トラックバックを封じたりしました。滑稽ですけど私がそれだけ弱いだけの話です。意を決してあかつき様のエントリを読んだら真摯な内容で、これを読むことを恐れていたということは、自分の人間不信の表れだったということを自覚しました。

笹川様

DTPオピニオンリーダーである笹川様にもお詫びをしなければなりません。そもそも印刷通販業界に足を踏み入れる発端はJAGATの上高地先生のセミナーと笹川様のPDF啓蒙のエントリを読んだからです。それで今はなき(正確に言うと他の人が細々と運営を続けていますが)“印刷通販 PDF印刷”を立ち上げたことがきっかけでした。その際にPDFのメリットとしてブログで紹介した内容が笹川様の書いたもののコピペでしたので、当然の批判を受けました。ただそのときの私は“リンク元も明示しているし、啓蒙が目的ならなんで反発されなければならないのか”という思いでした。その後も笹川様には目をかけてくれて、いつも適切な問題提起や反論をいただいていたのに、最初の印象から「私に対する悪意が根底にあるのではないか」という被害者妄想から抜け出せませんでした。情けない話です。現職で生活の糧を得られているのは笹川様のお陰ですし、積極的にDTP関連の情報を世に提供するということを所属している会社からやっていることは、本当に頭が下がります。

蛇足ながら私について

この業界は18年と長いです。最初の5年は大手印刷会社で電子帳票・カードの営業、東京に転進して出版社で用紙・印刷購買3年、1年半の引きこもりを経て、外資系広告代理店で進行管理業務を4年半、解雇されて半年間求職活動後、場末の印刷会社に転職、2ヶ月で退職。更に半年引きこもって、印刷通販事業を思い立ち起業、支援者破産で1年で頓挫、そのとき縁のあった印刷会社の出資で再度、現在のプリントエクスプレスを立ち上て現在に至るといった感じです。業界歴は長いですがDTPソフトを実際に使うようになってからまだ3年経っていません。そんな私ですが、今後ともよろしくです。